え?と驚いて開いた方。本当です。興味深々ですね。博物館好きの人にも大好評の博物館が、神話の國島根県にあるのです。その名は「奥出雲多根自然博物館」。島根県の南側、仁多郡奥出雲町にあります。ツーリングやお子様連れのドライブにぴったりです。
奥出雲多根自然博物館
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島根県の中心部から県道25号線を使い、南へ進み山間部に入った先にある博物館です。外観は、確かに立派な博物館です。
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入口には恐竜の像があります。キャラクターの「ファル」くん?が門番をしています。
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入口からロビーに入ると、大きい恐竜の化石がお出迎えです。まさに博物館ですね。
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その他の恐竜の化石(レプリカ?)も展示されています。ワクワクしてきました。
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恐竜の絵の描いたエレベーターのドアです。ユーモラスです。
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部屋はシンプルで綺麗です。ふかふかベットが疲れを癒してくれます。人数により大きなお部屋もある様です。料金は比較的リーズナブルです。
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部屋にユニットバスがあります。でも狭いし浴槽の側面の水抜き穴が低い位置にあって首まで浸からなくて癒されない。というユニットバス嫌いな方。そんな方々の為に
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博物館の向かい側には「長者の湯」という温泉があるのです。これは嬉しいです。お部屋のタオルと着替えを持って受付にて券を貰い、温泉へ持って行くと無料で利用できました。(ボディーシャンプは備え付け)もちろん夜も営業しています。ランドリーは博物館内にあり自由に使えます。休憩室もあるので(漫画はありませんが)待ち時間に使えます。
無料のナイトミュージアム
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こちらの特徴はなんと言っても「ナイトミュージアム」です。夜の博物館を探検できるのです。もちろん宿泊客は無料です。1階は恐竜エリアになっていて恐竜や人類に関する展示が中心です。
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二階は主に太古の海に関する史料が展示されています。貝類や魚類の珍しい化石が主です。
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お子様たちの為に簡単なクイズが出題されていて、回答用紙を受付で受け取り回れます。もちろん大人でもOKですよ。解答した後に受付で採点され景品がもらえます。楽しいですよ。
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さて、楽しく泊まった後は、お楽しみの「朝食」です。和食・洋食があり、これは和食です。お味噌汁は島根名物「しじみの味噌汁」でした。最上階にレストランがあり、ゆっくり外を眺めながらお食事ができます。
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レストランは最上階、自然豊かな奥出雲の風景が料理の味を引き立たせてくれます。お隣の席の方は、愛媛からバイクでソロツーリングの方でした。
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チェックアウトの時間です。受付の横にある「お土産コーナー」で色々物色。いろんな恐竜グッズが揃っています。お子様と、カップルで体験してみてはいかがでしょうか。
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なかなか面白い博物館です。個人的に博物館が好きなので、とてもいい体験ができました。
周辺のスポット
●八重垣神社跡/長者屋敷跡
史跡・神社好きの方向けですが、近くの道路沿いにある「八重垣神社跡」。
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「古事記「日本書紀のヤマタノオロチ神話に登場するスサノオノミコトとイナタヒメが結ばれたここ奥出雲佐伯(八頭)に鎮座した八重垣神社は、寛文元年(1661)に「稲田大明神」として建造されました。
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その後「八重垣大明神」「八重垣神社」と改名され、明治四十年(1907)に現在地「伊賀武神社境内)に移築されました。我が国の夜明け前、各地に宮づくりをしたルーツがここにあり、周辺にはオロチがいた「比々理村」、イナタヒメの両親が住んだ「長者屋敷跡」「鏡ケ池」「元結掛松」など数多くの神話伝承地があります。
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神社跡の横にあります。「国つ神大山津神の子であるアシナヅチとテナヅチの夫婦神(地元では「長者」という)が娘のクシナダヒメらと住んでいた屋敷跡と伝えられています。」
●道の駅 おろちの里
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近くには尾原ダムがあり、そのそばに道の駅があります。
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道の駅「おろちの里」があります。お土産品などが販売されています。10:00〜夕方4:00まで営業しています。
●奥出雲たたらと刀剣館
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営業時間9:30〜16:30まで。休館日は月曜日。中世・近世の日本の鉄の一大産地であった出雲では、日本刀の原料「玉鋼」を生産するため、古代からの製鉄法「たたら製鉄」の資料館です。「たたら」とは砂鉄を炉に入れ焼く時、足で踏んで外気を入れる人工送風装置のことです。
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原料の砂鉄は川底で採れる「川砂鉄」、山で採れる「山砂鉄」。海岸で採れる「浜砂鉄」もあり、この小舟は川砂鉄用で、たたら炉の塊が横に置いてあります。
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中国山地の旅行をお考えの方は一度利用して見てはいかがでしょうか。