ご当地レトルトカレー食べ比べ②

群馬県産の豚肉を使用した旨みカレー(JR太田駅構内)

その名の通り「群馬県産の豚肉を使用した旨みカレー」。群馬県は養豚で有名なのは知ってました。パッケージには「群馬県産の豚肉の上品な甘みと香り、そしてソフトな食感。食べ応えが感じられるカレーです。」とあります。ポークカレーですね。

濃厚なコクのあるカレーで、レトルトの封を開け、お皿に流すときもなかなか出ない程ドロっとしたルゥでした。豚肉も結構入っていて野菜類はペースト状になっていました。お味も濃く旨味が凝縮されたような感じでした。辛さも控えめです。価格は540円と意外と低価格

540円 180g 販売元;合同会社やしろ苑

国技館カレー(両国国技館内)

「両国国技館には、大相撲を陰で支える協会員専用の地下食堂があるのを知っていますか?名物のカレーは、代々職人さんたちが今も昔も変わらないレシピで作った大人気メニューです。親方から新弟子まで誰もが食べた伝統の味。日本相撲協会が自信をもってお届けする、ここでしか食べられない味です。」と説明文がありました。是非お土産で購入してみたいと思っていました。価格もお安く400円。

コクがあってトロッとしるルゥで、お野菜類はペースト状になっていて見えませんが、代わりに小間切れの豚肉(カナダ産)がたくさん入っています。ウスターソースやトマトケチャップも入っているようです。シンプルですが家庭で作るカレーのような味わいで、辛さもあってとても美味しかったです。これ好きな人きっと多いと思います。

400円 180g 販売元:日本相撲協会

呉海軍亭肉じゃがカレー

広島駅構内で購入したこのカレー。目を引くのやはり「肉じゃが」が入っているところ。「軍港の町呉市。呉市は肉じゃが発祥の地として名乗りを上げています。海軍では航海の際に月日が分かり難くなるため、毎週金曜日にカレーを食べていました。その「肉じゃが」と「カレー」を合わせて生まれた商品です。肉じゃがのような大きな具と中辛のレトロ感あるオリジナルのスパイスが特徴です。」と説明文にありました。呉海軍レシピ監修だそうですがいかが。

ご覧の通り大きな具がいっぱい入っていました。原材料は馬鈴薯(中国産)・人参・お肉・こんにゃくが入っていました。その分ルゥが少し少ないように感じましたが200gあります。辛さも結構ありますので食べ応えありましたよ。ふにゃふにゃしたこんにゃくが入っています。価格はお手頃400円

400円 200g 販売元:有限会社オフィスシン

松阪牛ビーフカレー(近畿鉄道 松坂駅)

ウリは何と言っても高級牛肉ブランドとして有名な「松坂牛」が入っている事ではないでしょうか。地元の丸中本店さんという老舗のお肉屋さんから販売されているレトルトカレーのようです。「今回ご家庭の食卓でお気軽に松阪牛肉をお召し上がりいただけるよう松阪牛カレーを作りました。松阪で育てられた世界のブランド松阪牛とカレーのハーモニーをお楽しみください。」と書いてありました。

大きいお肉が入ってました。他の食材(野菜と果物など)はペースト状になっていました。お高いですからねお肉は。価格は1080円。味は少し甘口めです。もう少しスパイシーな辛さがあってもいいかな。

1080円 200g 販売元:丸中本店

松坂牛ビーフカレー(JR松阪駅横観光案内所)

同じく松阪駅にて販売されている松坂牛ビーフカレー。名前は一緒ですがパッケージが違います。こちらも松阪市で昭和36年創業の精肉店さんの商品です。「松坂牛をじっくり煮込み、肉の旨味がカレー全体に溶け込んだ逸品です。」こちらも1080円とお高めですが、ブランド牛100%で200gと多めです。さていかに。

大きなお肉が入っていました。原材料には松阪牛100%とありました。野菜類はみじん切りで小さく入っています。ほとんど溶けてる感じです。ルゥは色が濃く、コクがありドロッとしています。辛さは控えめでトマトケチャップと生姜が入ってるせいか少し酸味があり酸っぱさがあるカレーでした。ごく一般的なサイコロ状の形ではなく一切れのお肉がどーんと入っているのが松阪カレーの特徴でしょうか。

1080円 200g 販売元:松阪まるよし

牛長秘伝 和牛入れすぎカレー(JR大分駅アミュプラザ1F)

全国レトルトカレーミュージアムという全国展開されているコーナーで人気No.1の商品です。販売元は大阪の業者さんです。「和牛入れすぎ」とは興味をそそられますね。お値段は1188円と少し高めですが、容量が他のレトルトカレーよりも多い230g。

どかーん!とお肉が文字通り入ってました。今までで一番多いお肉量でした。ルゥにもコクがありピリ辛です。少々高いお値段でも納得の量と味と思います。「創業明治41年以来、肉屋として有名ホテル・レストランの卸売業や、百貨店での店頭販売を行なってまいりました。牛長では、松坂牛、近江牛、神戸牛の銘柄和牛に加え、仕入れ担当者がその時々に応じて最適の産地で厳選した国産の黒げ和牛を全て個体番号をつけてお届けします。」販売元は牛長という大阪市の会社のようでオンラインショップもされてます。購入したのは大分駅ですけど。

1188円 230g 販売元:株式会社 牛長

壱岐ビーフカレー(長崎県壱岐島郷ノ浦港お土産品店)

 円筒状でシックで高級感のあるデザインパッケージの「壱岐ビーフカレー」。壱岐牛100%と書いてあります。その分、お値段もお高いです。パッケージを開けて見ると一般的なレトルトカレーの包装が丸めて入ってました。電子レンジでもOKなタイプでした。容量も多めの200gです。さてお味の方はいかがでしょう。

 黒っぽい色のルゥと大きなお肉がゴロゴロ入っていて、高級レストランでランプのような容器に入ってるビーフカレーっという感じです。野菜類はペースト状になっていて判別できません。ルゥにはコクも辛さもあって美味しかったです。これぞ王道のビーフカレーというお味でした。チャツネやワイン、おろしニンニクがかくし味のようです。お値段は少々お高いですが購入された方は満足されたのではないでしょうか。ご贈答に贈っても喜ばれると思います。

1360円 200g 販売元:株式会社ソーコネクト

神戸牛ビーフカレー(JR姫路駅構内)

神戸のブランド牛であるお肉100%使用。「初代内閣総理大臣伊東博文が愛したという神戸牛。決め細やかな肉質で甘みのある神戸牛をじっくり煮込み、旨味とスパイスの刺激を調和させたカレーです。」と裏面に表記されています。

ルゥの色と味も濃く、大きい3切れほどお肉が入ってました。野菜類はペースト状です。味はレストランのカレーといった感じです。安っぽい感じはしませんでした。価格も800円前後なのでそれなりのお味といったところ。この味結構好きな方が多いのではないでしょうか。小さい頃に親と一緒にデパートのレストランで食べた少し高めのカレーライスって表現で分かるかな?

850円 200g 販売元:ベル食品工業株式会社

島根和牛カレー(隠岐島フェリー乗り場お土産品売り場)

島根県にある隠岐島フェリー乗り場で販売されていた「島根和牛カレー中辛」。「子牛に、大麦、とうもろこしなどの穀物飼料を与え、2年近くじっくり仕上げた「しまね和牛」。口に含んだときの旨さが普通の肉よりも持続するという点が大きな特徴です。・・・」

ルゥは黄色いタイプで野菜(人参・じゃがいも・玉ねぎ)が小さいですが入っています。島根牛のお肉も入ってました。味的には市販されているレトルトに近い感じです。辛さは少し辛めです。辛いのがお好きな方はソースをかけると、もっと美味しくなるかもです。200gと多めなので、ご飯たっぷりでもいいでしょう。価格は640円とお肉入りとしては安価な方ではないでしょうか。

640円 200g 販売元:株式会社キンヤ

D51カレー(上越市直江津駅構内売店)

 新潟県の鉄道発祥の地である直江津駅、その売店で販売されていたレトルトカレー「えちごトキめき鉄道 D51カレー」です。駅のすぐ側には、かつて走っていた蒸気機関車D51が展示されているテーマパーク「直江津D51レールパーク」があり、その関連商品だと思います。パッケージのヘッドマークには「中辛 黒っぽいカレー」とあります。どのくらい黒いのでしょうか。

ルゥはサラサラなのですが、ご覧のとおり「真っ黒」です。蒸気機関車か石炭色です。野菜類は、ペースト状で判別はできませんが、お肉が入っています。原材料はカナダ産牛肉・フォンドボー・ソテーオニオン・人参・りんご・マッシュルームなど。黒さはイカスミ色素でした。辛さは意外と辛く大人好みかもしれません。価格も比較的安く600円です。このパッケージとこの黒さは、面白みがありますね。

600円 200g 販売元/えちごトキめき鉄道株式会社

その③

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