【大分県】九州唯一の国際公認サーキット場/上津江村 オートポリス

 大分県上津江村に九州で唯一となる国際公認のサーキット場、その名は「オートポリス」。こちらでは車好き・バイク好きの方はもちろん、花火大会などのイベントやバーベキュー・キャンプ場、最近出来たドリフトラジコンカーのコースもありご家族で楽しめる場所にもなっています。

詳細やスケジュールなどはHPをご覧いただければお分かりになるかと思います。初めてそちらへお邪魔しました。場所はナビなどを利用して熊本方面から阿蘇の大観峰へ向かいました。

熊本県にある世界最大級のカルデラで有名な阿蘇山。休日には多くの観光客・ライダーたちで賑わいます。大観峰で眺望をしばらく眺めた後、北へ向かいます。

大観峰の眺望を堪能したあと、こちらの分岐点で右へ向かいます。

くねくね走っていると、駐車場Pの案内看板が徐々に出てきますので、すぐ近くだとわかります。矢印看板がないので分かりにくですが、ここで左に入ります。

鋭角に曲がった道から入ると入場ゲートが。入場料700円を係の人に払って中へ。バイクの人も小銭をあらかじめ用意しとくと良いでしょう。

そこから低速でゆっくり中へ進みます。案内標識がありますので分かりやすいです。ひとまずパドックエリアを目指します。途中にガソリンスタンドもあって給油できるようです。しばらくするとサーキット場の観客席の建物と広い駐車場が現れますが、横目にとりあえず先へ進み

奥へ進んだところに「パドックエリア」がありました。あ、人がいると思ってひと安心。

駐車場には、これから出場するレースカーやイベントに使用する車がズラリ並んでいます。ランボルギーニやフェラーリ、ポルシェなどのスーパーカーもあったりします。

横には食堂や屋台も並んでいました。職員の方やレース出場者、一般の方が吸い込まれるように入って行きました。これならしばらく滞在できそうです。

パドック内にあるコントロールタワー。こちらの職員さんはとても親切です。なんでも答えて下さいました。ちなみにこちらオートポリスでは「体験走行」なるコーナーがお昼にあります。ライセンスを持っていない一般の方でも免許と車・バイク・参加料2000円さえあれば、コースを2周(走行後に記念撮影のための時間あり)走らせていただけます。

 こちらのようなかっこいいペースカーが先導し走行しますので初めての方でも安心です。速度は大体70キロぐらいで走り、ホームストレートで120キロぐらい出せます。イカツイ車がいっぱい来るのでは?と少し不安でしたが、そんな事は無く、普通の自家用車・軽自動車・バイクでの参加されてました。

申し込みは、先ほどのコントロールタワーの窓口で書類を書き、参加料とともに11:40分までに提出してチケットをもらうだけ。熊本市を9:00に出ましたが、余裕で時間に間に合いました。スケジュールなど詳しくは公式HPでお調べ下さい。

走行を終えると、ホームストレート上のグリットへ並ばせて停車させていただき、8分間の記念撮影のために時間をいただけます。この日は、参加者が少なかっため1番(ポールポジション)のグリッドで停められました。ラッキーでした★

各自、自由に撮影したのちにレース場外へと誘導されて終了となります。

 この日は日曜日という事もあって、体験走行の他に、レースや走行会などが行われていました。「レースを観たい時は、またお金払うの?」思ったのですが、チケットを販売する程の大きな(全国的に有名な)レース以外は、払う必要なく隣の観客席で見学できました。やっぱりレースの車は速いです。すごい迫力でした。

その後「九州ランボルギーニ・アヴェンタドールミーティング」というイベントがあり、16台にランボルギーニがコースを走行し、そのあと記念撮影会などがありました。ちびっこたちは大喜び、ほんとラッキーでした。他にもロッジ、バーベキューやキャンプができる施設もあります。一度、子供の頃に戻って楽しむのもいいのではないでしょうか。また来たいと思います。

天才ライダーの慰霊碑

 ファイナルコーナースタンドの脇に一つの慰霊碑があります。国内外で行われた数々のレースで優勝をし、天才ライダーと称えられた「加藤大治郎」さん。将来は世界一のレーサーになるのではと嘱望されましたが、平成15年(2003)、鈴鹿サーキットで行われたレース中の事故で帰らぬ人となりました。享年26歳。「大ちゃん」との愛称でみんなに愛され、現在でも訪れる人が多いとの事でした。場所を聞かれる方が多いそうなのでマップを。

慰霊碑は赤い丸印の辺りにあります。サーキットの観客席を左に見て、奥のコントロールタワーの駐車場へ入る手前で右に登り、ロッジがある方向へ進みます。赤い点線はロッジ駐車場へ入れない場合の道順です。(少し山道の歩道を登る事になります)

 ロッジを左に見て駐車場へ入り、その先の道へ進みます。行き止まりになっていますが、その手間の右の芝生の斜面にあります。

「74」彼のゼッケン番号が刻まれていて、サーキット場の方を向いています。

そこに刻まれている多くの優勝の文字。亡くなられて20年経ちますが、訪れる人、問い合わせもあるそうです。熊本のホンダSHOPにもご縁があったそうで、ご冥福をお祈りいたします。

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