ご当地レトルトカレー食べ比べ ①

 駅や観光地のお土産屋さんで必ず出会う「ご当地レトルトカレー」。「どれも同じじゃないの?」って感じる人も多いはず。私もそうでした。そこで今回は、実際に開けて食べ比べしてみました。貴方の食欲をそそってくるかもしれません。

★マークで5段階評価:インパクト、ピリ辛感、具大きさ度は見た目に野菜やお肉が入っているか、価格が安さ。※個人的な感想なのでご容赦ください。

宮崎牛ビーフカレー(宮崎駅横グリーンスピア壱番館など)

 「宮崎牛ビーフカレー」。宮崎牛は内閣総理大臣賞三大会連続受賞したブランド肉。それを全面的にアピールされたパッケージ。お値段は意外にもお安く400円台。手軽に購入できそうです。

 色も濃く香りもビーフカレー特有の香り。玉ねぎと人参、それに隠し味として果実ペーストにしたマンゴーとりんごが入ってるようです。小さいですがサイコロ状のお肉は入ってますよ。値段も安価なので購入しやすいのも特徴。お値段でも勝負という感じです。

486円 中辛:180g 販売元:株式会社響+TH

宮崎牛ビーフカレー(宮崎駅構内)

 こちらも宮崎駅構内で購入した「宮崎牛ビーフカレー」。上のと商品名が同じで混同してしまいますが、こちらは1080円とお高めの方です。そのぶん大きな宮崎牛のお肉が入ってるのではと期待が膨らみます。男性客に人気の商品です。

 ゴロっと大きいお肉が入ってました!テンションが上がります。見た目は色が濃くドロッとしててまさにビーフカレー。こういうカレーが好きな方多いです。そんな方にはご満足いただけると思います。お肉の脂身が無く美味しかったです。人参や玉ねぎなどは見えず、とろけたペースト状になっていました。こちらも隠し味としてバナナやりんご成分が入っていて、辛さを抑え後味がほんのり甘く仕上がっています。

1080円 中辛:210g 販売/ミヤチク

復刻新幹線 懐かしのビーフカレー(名古屋/リニア・鉄道館)

 「1964年の東海道新幹線開業時にはビュフェで、1975年以降、本格的な食堂車にて提供されたカレーは2000年の食堂車廃止まで人気を博したメニューでした。乗客の方に永らく親しまれたカレーを当時のレシピをもとに再現しました。往時を偲ばせる懐かしい味となっておりますので是非ご賞味ください。」と説明文にありました。こちらは愛知県名古屋市にある「リニア・鉄道館」のミュージアムショップで購入しました。

 見てお分かりのように、バターが入ってるからでしょうか色合いが黄色味がかってます。サラサラ感もあります。具は小さいですがちゃんと入ってますよ。懐かしい給食のカレーのような味わいですが、意外とスパイスが効いていてピリ辛です。香りと辛さが際立つカレーでした。お値段も購入しやすい価格です。

594円 200g 発売元:ジャイアール東海商事

黒豚咖喱キーマカレー(鹿児島駅構内)

「黒豚」と言えば鹿児島ですね。本場インド風のキーマカレー仕立てになってます。「黒豚の挽き肉をホットなスパイスで絡めた、ちょっと大人の味わいが特徴です。歯ごたえがあるのに柔らかに溶けるようなその食感は、かごしま黒豚を知り尽くしたグルメスタジアムならではの素材への想いから生まれたカレーです。」と説明文にありました。

 色がチキンカレーのように黄色く、ルゥはとろみがあって美味しそうです。キーマカレーは挽き肉ベースなので大きいお肉は入っていませんが、黒豚のつぶつぶ挽き肉が入っているカレーなんて普段食べられませんからいいお土産です。野菜類はペースト状で野菜嫌いな方でも安心して食べられます。お味の方は良い意味で凄く濃いカレー」です!!中辛ですが「辛い」方だと思います。カレー好きは虜になるかも。価格は600円。黒毛和牛を使用した「白い」ビーフカレーも販売されていますがそちらは1000円です。

600円 200g 販売元:(株)グルメスタジアム

元気の源ゴーゴーカレー(岡山駅構内)

 金沢カレーの代名詞とも言われるカレー専門店「ゴーゴーカレー」。そちらで販売されているレトルトカレー。全国各地にお店があり、ゴリラがこっち見てる黄色い看板を見かけた方も多いのではないでしょうか。金沢カレーというと銀色のカレー皿にキャベツとカツが乗っていて、その上からソースをかけたカレーを想像しますね。パッケージのにもそういった写真が載っています。今回初めていただきますが、どんなカレーなんでしょうか。購入したのは岡山駅のお土産屋さんでした。

「濃厚なカレールーですので、ルーとごはんの割合は1:2がおすすめです」と説明文、その通りすごく濃くてドロドロしていて味もすごく濃いです。具と感じる物はなく全てペースト状になっています。主な原材料には「豚肉(カナダ、国産)、玉ねぎ。トマトケチャップ、煉乳、ココナッツミルク、ウスターソースetc」いろいろ入っていて濃縮されているようです。色が黒く濃いのはウスターソースのせいなのでしょうか。味もカレーにソースを入れたような味で、他のカレーとは少し違います。少々ピリ辛でしたが、普通にいだけました。こちらの価格は「555円」155gで少なめなのですが「2袋」も入ってます。「55」に合わせたのでしょうか。2袋合わせて310gとなります。お安いです。

555円 155g×2袋 販売元:株式会社ゴーゴーカレーグループ

唐津くんちカレー(唐津城内お土産品店)

佐賀県唐津市のお祭りといえば唐津くんち。大きな兜や鯛などの曳山が街に繰り出すお祭りとして有名ですが、それをパッケージに散りばめた「唐津くんちカレー」「14台の曳山にちなみ14種類のスパイスを加え、スパイシーで風味豊かなカレーに仕上げました。」とありました。パッケージの側面にも14台の曳山の名称が載っています。面白いですね。

 袋を開けると、大きい鶏肉がどどっと出てきました。チキンカレーだったんですね。野菜類はとろけてて見つかりません。ルゥの方はそれほど辛くなく、14種類のスパイスとありますが、ポークエキスやおろしにんにく、トマトペースト、ビーフエキス、ソテーオニオン、フルーツチャスネなど色々入っているようです。甘みもあり食堂のカレーっぽいです。中辛といった感じでした。お肉のインパクトはありました。お値段もお手頃です。

540円 180g 販売元:宮島醤油株式会社

熊本あか牛ビーフカレー(サクラマチ クマモト食彩館)

 赤いパッケージの熊本あか牛カレー。熊本の特産品「あか牛」のビーフカレーです。黒毛和牛とは違う茶色の毛色の牛さんが有名です。「熊本県産「熊本あか牛」をソテーにし、国産野菜をルーに溶け込むまで煮込み、丁寧に仕上げました。」と説明文があります。

お肉たくさん入っていました。お野菜の玉ねぎ、人参はペースト状になっていて確認できませんでした。ルゥはトロみがあり、どろっとしています。辛さもあり美味しく仕上がっています。ビーフカレーの王道のお味でした。比較的安価でお求めやすい価格です。

594円 180g 販売元:熊本宝株式会社

桃太郎カレー(岡山駅構内)

 岡山と言えば童話「桃太郎」が有名ですが、その名物にちなんだカレーです。こちらのパッケージは甘口になります。中辛もありますが、パッケージが若干違うようです。

 具も小さく、ピリ辛さも無いお子様向けのカレーです。桃太郎にちなんで白桃のピューレが入っている他にトマトケチャップも入っているようです。大人の辛いカレーではありませんね。辛いのが苦手な方向きです。ほんのりカレー味と感じる甘口タイプです。

500円 180g 販売元:三盛物産株式会社

旨みカレー(太田駅構内)

群馬県は九州南部に次ぎ養豚が盛んな地域。その名物の豚肉を使用したカレーとなっています。値段は540円をお安めです。

「旨み」と書いているだけあって、コクがあって濃縮された感があるルゥでした。豚肉と煮込んだ玉ねぎが入っていました。パイナップルジュースやリンゴピューレなど果物も入っていて、まろやか仕立て。ピリ辛さも抑えてありました。

540円 180g 販売元:宮島醤油

飛騨牛ビーフカレー(金華山ロープウェイ内売店)

岐阜県にある岐阜城。金華山という山の山頂にあるためロープウェイを利用します。そこの売店にて購入。高級ブランドの飛騨牛を使ったレトルトカレーになります。

200gでやや多めです。ビーフカレーらしい色だしコクもあります。飛騨牛も入ってました。当たり前ですがビーフカレーの味でした。ピリ辛さはさほど無くまろやか仕立てで、もっとお肉欲しかった感じですけど価格的に仕方ないですね。

710円 200g 販売元:株式会社高山牧場

その②

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