ご当地レトルトカレー食べ比べ【インパクト編】

ご好評いただいてる「ご当地レトルトカレー」シリーズですが、今回は、思わず二度見しちゃうインパクトある商品を集めてみました。

【広島県】呉戦艦大和カレー/山陽自動車道宮島SA

広島県の山陽自動車道の途中にある宮島サービスエリアにて販売されている「呉戦艦大和カレー」です。造船の港町呉らしいかっこいいインパクトのあるパッケージです。

裏面には「昭和16年に建造された戦艦大和の説明文が載っています。当時最先端技術の集大成でありながら極秘裏に建造された世界最大の戦艦です。(全長263.0mで排水量は約70000トン)日本連合艦隊の旗艦として山本五十六大将が司令長官でした。」期待しながら早速実食!

大きな人参とジャガイモがたっぷり、牛肉も入っておりバランスがとれた内容です。ルゥもトロみと辛さも強く、とても食べ応えがありました。お家でいただくカレーに近いと思います。パッケージ裏には戦艦大和の解説文もあり、モグモグ食べながらお勉強になります。造船の街、呉らしいご当地レトルトカレー。

200g/700円 販売元:有限会社タニモト食品工業

【茨城県】はまぐり赤カレーJR東日本水戸駅

JR水戸駅構内のお土産品店で販売されている「鹿島のB級グルメはまぐり赤カレー」。これは見た目のインパクトは抜群。これは買って食べてみたくなります。

レトルトパックと美味しい食べ方の紙、茨城県産のはまぐりが二つも入っています。鹿島灘のはまぐりは有名ですね。予想以上に大きかったです。赤カレーというのも気になります。

美味しい食べ方に従い調理してみました。調理と言ってもお湯に入れるだけですけどね。注意する点は、お湯から出した〝はまぐり〟を袋から取り出し、閉じている殻を開くとこでヤケドしないように気をつける事です。結構力が力がいりますので。あちちってなります。

パッケージのように殻のまま乗せてみました笑。ルゥは「赤カレー」というだけあってミートソースのように赤くなっています。これはトマトピューレを入れているからで、最初はさっぱりした味わいですが、徐々に「辛口」の辛さが口の中に広がります。野菜類はペースト状で入っていて具の食感はありません。

ルゥ160g はまぐり2個/1300円 販売元:(株)鹿島豊栄丸

【島根県】月山富田城カレー道の駅広瀬 絣センター

「このレトルトカレーは島根県立情報科学高等学校の生徒がカレー専門店と連携して開発。月山富田城は戦国時代屈指の難攻不落の城であり、主家へ忠義を貫いた山中鹿介が活躍した城としても有名です。

このカレーは山中鹿介の通名な言葉「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」にちなみ、7つのパウダースパイスと8つのホールスパイスを使用し、スパイスを効かせた深みのある味わいが特徴です。そしてなんと言っても大ぶりで柔らかい鹿肉が良い活躍をしています。

ルゥはサラサラタイプですが、内容量が250gもあるだけあって具沢山です。大きい鹿肉がゴロリと入っているほか、じゃがいも、玉ねぎ、しめじも入っていて独特の風味があります。ザラザラとしたスパイスは多数入っていますが、それほど辛くはなく、甘めに仕上げていました。

250g/800円 販売元:祖田風月堂

【島根県】護衛艦いずもカレー/島根県の道の駅など

自衛隊カレーは、ご当地レトルトカレーで人気ですが、こちらは山陰地方で販売されている「護衛艦いずもカレー」です。日本神話に登場する〝ヤマタのオロチ〟と〝草薙の剣〟がエンブレムになっています。少年心に刺さる人が多いでしょうね。

「DDH-183いずもは、JMU横浜工場で建造され、平成27年3月25日に就役。優れた航空機運用能力の他に、対潜水艦戦や島嶼防衛、陸上自衛隊の輸送及び災害派遣等を任務とする海上自衛隊最大級の全通甲板型ヘリコプター搭載護衛艦の1番艦です。」

カットされた国産ジャガイモ、エリンギ、玉ねぎ、鶏肉などがたくさん入っていて具沢山のチキンカレーです。具が多いぶん、ルゥが少なめの内容量200gですが、大きいジャガイモが入っているのは珍しいです。辛さは、それほど辛く無くがっつり食せます。その艦内カレーのレシピを再現したカレーとなっています。

200g/700円 販売元:株式会社ナカザワ

【広島県】艦めし 特製ポテバターチキンのトマトカレー/山陽自動車道宮島S.A

ご好評いただいてるの自衛隊カレーシリーズはインパクトありますね。載っている艦艇は護衛艦かがとなっていて、甘口寄りとなっています。

艦めしとは

海上自衛隊の艦艇で、隊員たちに食べられている食事のことです。そのレシピは「必要な栄養を補給」「体力の維持増進」「部隊の人的戦闘力の発揮」という3つの目的をクリアした、とっても美味しいメニューばかり。日本の海を護る、縁の下の力持ちなんです。「艦の数だけ味がある」という艦めしの魅力。海上自衛隊のサイトでは、有名なカレーをはじめ和洋中合わせて250種ものレシピが公開されています。

こちらは護衛艦「かが」で食されているカレーで、トマトと野菜のスープをベースにすりおろし玉ねぎや人参、ヨーグルトや香辛料で漬け込んだ鶏肉などを時間をかけて煮込みます。仕上げにマヨネーすとバターを加えた複雑なうま味が濃縮されたカレーです。

なるほど、ルゥは黄色味がかかっていてトロトロととろみがあり、バターが溶け込んでいるのが色でも分かります。鶏肉が結構入っていて、野菜類はほぼ溶け込んでします。甘口なのでスパイシーさは控えめ、トマト感よりもバターの味が口の中に広がります。内容量は180gと少し少な目でした。

180g/700円 宮島醤油株式会社

【山口県】ふくカレー/下関駅内スーパーにて

インパクトがあるパッケージで「えっ?」と二度見しますね。フグで有名な山口県下関市らしいご当地カレー。地元ではフグを〝ふく〟と呼びますので〝ふくカレー〟となっています。白身の切身が入っているのか気になります。

原材料名に確かに〝ふぐ〟とあります。シロサバフグというフグのようです。代わりにお肉は入ってませんが、豚脂が入っています。

大きなお肉に見えますが、食べると魚の身で、ツナのパサパサ感があります。スパイシーなルゥのピリ辛感はあまりなく、シーフードカレーといった風味。みじん切りの玉ねぎが入っています。高級食材のフグが入っていながら500円という低価格なのもウリです。

200g/500円 販売元:マル幸商事株式会社

JAXA スペースカレー宇宙日本食レトルトビーフカレー

神奈川県相模原市にあるJAXA宇宙航空研究開発機構の売店で購入しました。「宇宙ステーション長期滞在用に特別に開発されたビーフカレー」だそうです。気になります。

日本人宇宙飛行士用にJAXAと共に開発し、07年6月に宇宙日本食として正式認証されました。無重力状態で食べることを想定し、スパイシーで味を濃くしました。またウコン。カルシウムを多く含み、宇宙空間での生活をサポートしております。」普通のレトルトと同じように銀色の袋に入っていました。内容量は140gに少なく変更されています。

ルゥの色は濃くドロっとコクがあります。小さいですがお肉(鶏肉・豚肉)が入ってます。スプンに乗っている塊はお肉と野菜です。野菜はマッシュルーム、エリンギ、まいたけ、ソテーオニオン、トマトペーストが入っています。スパイシーさは、後からくるピリ辛さ(ハウス食品らしくココイチ風のピリ辛さ)。お値段は、540円でお土産にお手頃です。

140g/540円 販売元:ハウス食品(株)

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