日本三大名城:熊本城

熊本市の中心街を見下ろす姿が印象的な熊本城。大坂城、名古屋城と並び日本三大名城と言われ人気がある九州の誇るお城。元々は室町時代に肥後守護であった菊池氏が千葉城、隈本城を築城し、その後、太閤に肥後を任された清正公が島津氏へ対抗すべく改修・増築工事をし慶長12年(1607年)ついに完成し名前も熊本城と改名されました。「武者返し」と呼ばれる石垣が有名ですね。清正公が近江国から穴太衆という石工集団を率いて完成させたそうです。残念ながら西南の役時に大小天守が焼失してしまいましたが、昭和35年に新しく復元改修されました。5年前の地震で傷つきましたが現在も改修が続けられています。お休み処にて御城印が300円で販売されており、そのほか二の丸には加藤神社や県立美術館があります。この日は春先で桜が満開でした。

令和三年十月より特別公開第三弾として 天守閣内部公開中

今まで復興のシンボルとして復旧作業が進められていました熊本城。城内の至る所はまだこれからですが、とりあえず天守閣は中に入れるようになりました。

お車以外の電車やバスで向かう手段は色々ありますが「周遊バスしろめぐりん」というバスが熊本駅前バス停留場2番のりば、サクラマチクマモトバスターミナルなら5番のりばから平日30分おき・土日祝は20分おきに発車しています(1回利用160円子供80円・1日乗車券400円・朝9時から5時位まで)これを利用して「桜の馬場城彩苑」か「二ノ丸駐車場」で降りると楽だと思います。階段や上り坂を歩くのがイヤな方は上の「二の丸駐車場」で降りてお城や美術館、加藤神社を満喫されてから帰りに「桜の馬場城彩苑」へ下りてわくわく座や御土産を買うのもよし、また周遊バスで上に上がるもよし。

料金はこの通り、おとな一人800円。城彩苑にあるわくわく座とセット入場券もあります。左側に熊本城公式アプリもあります。フリーwifiエリアですので入れておくと色々な仕掛けがあるようです。

こちらの二ノ丸には券売所の他に「お休み処」という休憩所があります。そちらでは御土産やアイスクリームなそのほかに「御城印二の丸ver」「武将印」「100名城カード」がありました。

入城券を購入し入ると、ここから先は有料ゾーンですのでご自分の目でお確かめください。ただ有料ゾーンにも「お休み処」があり、「御城印」が売っていますが

違いわかりますでしょうか「本丸ver」ですのでお間違いなく。どこが違うかというと

右下の背景に「お城の絵」があります。そこが違いです。左のカードは100名城カードでこちらは両お休み処で販売されています。さて、天守閣からの眺めを楽しみたいのですが、そこで気がつくのですが

窓の中央から下のほうについたARと書かれた模様。ここにあらかじめスマホにインストールしておいたVR熊本城のアプリを起動してカメラで読み取ると

昔の風景が現れるという仕掛けです。お好きな方はアプリを検索して入れておくのもいいかもね。